無意識の習慣の形成について ~福岡催眠療法所~
なぜ、特定の場面になると、手足がふるえてきたり、声がつまったり、呼吸が苦しくなったりと、あがり症の特徴が行動となり出てしまうのでしょうか?
それを解くには、無意識の習慣の形成について考える必要があります。
ある情報に対する特定の反応を考える間もなく、肉体的または感情的に繰り返していると、それはイメージとつながって定着してきます。
あらゆる経験が脳の大脳皮質にきざまれているのです。
大脳皮質は神経をとおして伝達される情報の受信場所です。受信した情報を行動へと変換する役割を担っています。
ある体験が繰り返されるたびにその刷り込みが強化されるので、その体験はさらに来る返されやすくなります。こうして、考え方やふるまい方は、反復によって習慣となるのです。
催眠療法では系統的脱感作という技法を催眠中にもちいて、この無意識の習慣を解いていきます。新しい行動習慣を大脳皮質にインプットしていく作業です。
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